(面接対策あり)なぜエンジニアになりたいか?文系未経験からIT業界へ転職志望動機

文系から未経験でIT業界への転職したいけど本当に大丈夫かなぁ?
どんな志望動機が良いんだろう?

このページでは下記について紹介します。

  • 転職を控えた人に向けて面接官にウケの良い志望動機
  • 面接だけでなく、就職後も挫折しないために今考える志望動機
  • 未経験からIT業界への参入を検討している人へエンジニアの働き方
とおる
実際に未経験からエンジニアに転職し、過去には面接官も経験したことのある私が解説。

もしあなたがIT業界についてひとくくりの捉え方をしていたら危険です。

IT業界については知っている。
志望動機について対策が知りたい方は飛ばしてください。

志望動機まで飛ばす

IT業界について職種をひとくくりにするのは危険

ITの仕事だから「IT業界」とひとくくりにするのは非常に危険だと思っています。

例えるなら漫画家になりたいと思っても「商業漫画、Web漫画、広告漫画」どのジャンルを選ぶのかによって異なるのと同じです。
とおる
広告漫画はイラストレーターに使いイメージ。

IT業界、特にエンジニアとして「WebエンジニアとSIer」に分けられることが多いですが下記の3つに分類しメリット、デメリットを解説します。

  • アプリ開発系
  • Web制作系
  • SIer・システム開発系

なぜ、混ぜて考えてしまうと危険かと言うと、職種によって働き方や待遇がぜんぜん違うからです。
何系へ進むかは事前に理解しておきたい点です。

アプリ開発系

アプリ開発系企業の特徴として「自社開発、サービスで売上を作っている」点が挙げられます。

YAHOO!グループ、楽天グループ、サイバーエージェントグループ、メルカリなど

ベンチャー企業も多数です。

Good

・新しい技術に積極的なので技術向上に向いている。
・エンジニア獲得にも積極的のため年収も上がりやすい。
・完全実力重視。

BAD

・人材の入れ替わりが激しい。
・ベンチャー創業期なら薄給になりがち。

>>稼げるプログラミング言語ランキング【TOP10】文系におすすめ言語は?

Web制作系

Web制作系の特徴として「クライアントから制作費をもらって売上を作っている」点が挙げられます。

IMJ、ネットイヤーグループ、ミツエーリンクス、LIGなど

採用特化のページ、LP、Webコンサルティングを行っていたり、自社でメディア事業を展開していたりします。
一般的に言われるホームページ制作の会社も含まれます。

Good

・有名な企業広告などに携われる。
・クライアントワークで文系職の経験が活きるケースも。

BAD

・価格競争に巻き込まれがちで、Web制作だけだと薄給でブラック体質になりがち。
・WordPress(PHP)など言語が限定的になりがち。
・営業やデザイナーがえらく、エンジニアに扱いが…な企業も。

SIer・システム開発系

SIler・システム開発系の特徴も「クライアントワークで売上を作っている」点が挙げられます。

NECグループ、NTTデータ、富士通ソフト、Microsoftなど
大規模なシステムや、誰もが知っているサービスを提供していたりします。
Good
・ボーナスなど給与面で安定している。(ただし上流に限る)
・社会的信用の強い企業が多い。
BAD

・設計能力やパワポ能力が求められがち。
・下流やSESで孫請けなどに入ったらブラック一直線。

とおる
このように、どこを選ぶかによって働き方はもちろん、今後の将来設計に大きく影響してきます。

【面接対策あり】IT業界への転職志望動機

未経験からIT業界へ転職を成功させるためにも対策しておきたいのが「転職志望動機」。

志望動機は面接時に100%聞かれる質問です。
だからこそ、真剣に考えてほしいのが下記2つの質問。

  • なぜエンジニアになりたいのか?
  • どんなエンジニアになりたいのか?

なぜエンジニアになりたいのか?

特にあなたがこれからプログラミングを始める前だったり、
もう今の仕事は嫌だ!
エンジニアとして転職したい!と決意したなら、ここで読むのを一旦止めて、その気持ちを忘れる前にノートに書き留めてください

とおる
スマホのメモ帳を利用しても、ボイスメモでも構いません。

時間を取って考えてくださいね。

 

書きました?

まだなら、本当に読むのを止めて「なぜエンジニアになりたいのか?」を忘れないようにしてください。
「もう給料が安いのは我慢できない!」「将来の不安をこれ以上感じたくない」というネガティブな要素も隠さずに書き留めておきましょう。
この時の感情がこれから挫折しかけた時に、あなたを奮い立たせる大事なメモとなります。
そして、面接の時に強力な武器となります。
なぜなら、企業側が未経験者を採用する時に見ているのは、今後のポテンシャルに期待している部分も大きくありますが、大きく3点だと思います。
  • 素直か(人として、成長できるか)
  • 企業文化に沿っているか(企業とあなた、どちらかが不幸にならないか)
  • 続くか(途中で投げ出して辞めてしまわないか)
「なぜエンジニアになりたいか?」という問いが「続くか(途中で投げ出して辞めないか)」を解消する大きな答えです。
しかも、あなたがエンジニアになりたいと決意し、実際に勉強してきた実績を合わせて提出したら説得力は増します。
とおる
ぶっちゃけエンジニアになってからエラーで泣きそうになったり、辛い、キツいと思ったことは何度もあります。
その時「なぜエンジニアになりたいか?」を何度も繰り返し自問自答出来ていたら乗り越えられます。

どんなエンジニアになりたいのか?

「なぜエンジニアになりたいのか?」が明確になったら続いては「どんなエンジニアになりたいのか?」も明確にしてください。

例えるなら強くなりたい!と思った時、キックボクシングのようにキラキラした強さが欲しいのか?護身術のようにあなたの大事な人を守るため強さが欲しいのか?
どんな風になりたいのかによって手段とゴールが違います。

この時のオススメは実際にどんなエンジニアになりたいのか?考えた時、誰かイメージする人がいたら実際に会いに行ってみてください。
直接会わなくてもTwitter等のDMでコンタクトを取ってみることもオススメ。

ただし、本当に仲の良い友達以外の人を思い浮かべた時は「相手のメリットも伝えてください」。
相手の人があなたに会うメリットは?

とおる
クレクレ君はダメです。必ずあなたが相手の人に何がGive出来るか考えましょう。

自分にGive出来るものがない…会えない。と思った場合は「その人が書いた書籍が無いか調べてください」。
書籍を読むだけでも、考え方は参考になりますし、どんなエンジニアになりたいのか?イメージがわいてくると思います。

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