プログラミングスクールをインターネット上で検索すると必ず目にすると言っても過言ではない「侍エンジニア塾」
抜群のWEB集客及び広告戦略と会社の急成長と合わせて、勢いのあるスクールの1つです。
- 人生を変えるプログラミング学習指導って本当?
- 未経験でも仕事を獲得することができる?
- 高額な費用に見合った成果は得られる?
- 過去に炎上騒ぎがあったけど信用できる?
- 本当に体験した生徒の声が聞きたい!
という気持ちがあるのではないでしょうか。
無料体験会は評判が良いですが、実際に数ヶ月通うことになる授業内容が良いのかは確認しておきたいところですよね。
私自身、数年も前ですが侍エンジニア塾は最終段階まで比較検討しました。
悩んでいるあなたの気持ちは凄く分かります。
実際に侍エンジニア塾の最上位コースを卒業された人にインタビューもしてきましたので、私の業界知識と共に侍エンジニア塾の評判をぶっちゃけたいと思います。
侍エンジニア塾基礎情報
費用(デビュー) | 88,000円(4週間)/231,000円(12週間)/330,000円(24週間) |
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費用(エキスパート) | 440,000円(12週間)/770,000円(24週間)/1,100,000円(48週間) |
費用(AIコース) | 605,000円(12週間)/990,000円(24週間)/1,650,000円(48週間) |
費用(転職コース) | 77,000円(4週間)/228,800円(8週間) |
費用(フリーランス) | 605,000円(12週間)/990,000円(24週間)/1,650,000円(48週間) |
費用分割 | クレジットカードにより各コースの分割 |
教材費 | 書籍代が別途必要 |
支払い | クレジット(一括・分割)、PayPal、銀行振込 |
保証 | なし |
無料体験 | 無料体験会あり |
教室 | 全日8時〜22時(レッスンは週に1回、原則60分) |
チャット環境 | メッセンジャーまたは他チャットツール |
学習内容 | Ruby / PHP / Python / Java / WordPress / HTML / CSS /JavaScriptなど対応可能 |
授業形式 | オンライン(Skype) |
PCレンタル | なし |
年齢制限 | なし |
転職サポート | キャリアアドバイザーによるアドバイス |
運営会社 | 株式会社侍 |
TEL | 03-5790-9039 |
support@sejuku.net |
※料金は頻繁に変更されますので、必ず公式サイトにてご確認ください。
侍エンジニア塾の住所
渋谷区道玄坂2丁目11-1 Gスクエア渋谷道玄坂 4F
※侍エンジニア塾は頻繁にキャンペーンを行っているので最新費用は公式サイトで必ず確認してください。
侍エンジニア塾は誰におすすめか
正直、私の調べた範囲やインタビュー、周りの声から侍エンジニア塾はおすすめできないスクールです。
おすすめできない理由は下記のデメリットにてご確認ください。
どうにかしておすすめできる人を挙げるなら、
自責(原因は自分にあるという考え方)で物事を捉えることができるプログラミングの経験者向け。
もしくは首都圏勤務が可能な22歳〜28歳で、とにかく就職したい人向け。(就職先が選べるとは言っていない)
現役エンジニアに教えてもらえるのは魅力的で、独自のカリキュラムを組んでもらえる事に惹かれますが、「独自カリキュラム&現役エンジニアの指導」のメリットを最大限に引き出せるのは、作りたいサービスが明確に決まっている経験者です。
何が作りたいのかイメージできていない文系未経験なら持て余してしまいます。
マンツーマンレッスンは週に1回、原則60分というのも未経験なら正直つらい。
逆にある程度分かっているプログラマーなら週1のレッスンがちょうど良かったりする。
侍エンジニア塾メリット・デメリット
- メリット1.オリジナルカリキュラム
- メリット2.現役エンジニアによる指導
- メリット3.マンツーマンによる指導
- メリット4.ポートフォリオが作れる
メリット1.オリジナルカリキュラム
あなたの希望に合わせてオリジナルカリキュラムで学習できるのは大きなメリットです。
これは同時にメリット4.のポートフォリオが作れるという点にも繋がります。
プログラミングはどうしても理解度に個人差が出てきます。
完全未経験ならそこまで差はありませんが、作りたいものが決まっているけど独学に限界を感じているのなら、あなたのスキルに合わせて作りたいものを作れるカリキュラムを組めるのはポートフォリオ完成にも繋がるので就職活動に繋がるメリットとなります。
メリット2.現役エンジニアによる指導
現役エンジニアによる指導を受ける点で良いのは、実際に現場で使われている言語ならではのやり方が聞ける点です。
実際、私自身経験したのですがスクールで学んだことや技術書で書かれていることは既に現場では古く、実際には使えないという事もありました。
不要な技術は切り捨てる。逆に現場でよく使われている技術を教えてもらえるというのは大きなメリットです。
しかも、これは業界や企業の系列によって若干違ってきたりします。(多分業界の人はあるあるだと分かってくれる)
技術書の1行にサラッと書いてあることが、ここかなり重要ですよ!
と1日かけて教えてもらったのは良い思い出。
メリット3.マンツーマンによる指導
メンターがずっと変わらない点もメリットです。
あなたの実力、どのくらい伸びてきて次はここでつまづきそうだな。
というのを実際にプログラミングを学んだことがある人なら、ある程度予測がつきます。
毎回、あなたの実力を
「今はこの程度出来ます」
「ここが悩んでいます」
と説明する手間が省けるのはメリットです。
また、クセを見抜いて「このコードの書き方だったらこういったメソッドで分けた方がいいよ」とか
「こういった書き方で1行で書けるよ」というアドバイスを頂ける可能性もあります。
(何も1行で書けるのが良い訳ではなく、良いコード=可読性の高いコードだと個人的には思っています。)
よってバイブルとも言える書籍「リーダブルコード」は必読です。
合わせて読みたい【言語別】プログラミング初心者におすすめの本はこれだけでOKです
メリット4.ポートフォリオが作れる
就職の際にあなたがどのくらいプログラミングがあるかを面接官に見極めてもらうため時折使用されているのがポートフォリオ。
オリジナルカリキュラム=ポートフォリオの作成に繋がるので、ポートフォリオを重視している企業への就職・転職を検討しているなら大きなメリットです。
そして、未経験からスクールに通って就職を希望している人を採用する際に見ているのは技術よりあなた自身だったりします。ポートフォリオで完成したWebアプリを見ても、クソコードで動いているのか?
それとも保守性・堅牢性も考えたコードで書けているのか?
見たいのは実はコードだったりします。
デメリットは下記の通り。
- デメリット1.教材がない
- デメリット2.過去に炎上している
- デメリット3.講師の質がバラバラ
デメリット1.教材がない
作りたいものが明確に決まっている場合などは教材が無いことに関しては問題ありませんが、未経験でプログラミングが初めてなら教材が無いことに戸惑ってしまうかもしれません。
あなたに合わせた書籍や、ネット上のプログラミングサイトがいわゆる侍エンジニア塾の教材になります。
オリジナル教材を公開し、評判の良い「DIVE INTO CODE」と比較してしまうと劣ってしまうと感じるかもしれません。
合わせて読みたい【DIVE INTO CODE評判】就職先と事前テストが口コミに影響
デメリット2.過去に炎上している
侍エンジニア塾は過去にネット上で炎上していることもあり、ネガティブなイメージを持っている人が多く周りからの反対があることもデメリットに感じてしまいます。
企業として誤り、間違いはあるとは思いますし、結果として現在改善されていれば問題ないとは思います。
そんな企業態度のスクールに数十万も出せない…
デメリット3.講師の質がバラバラ
現役のエンジニアの方が講師(メンター)としてついてくれますが、講師の方の質にばらつきがあるように感じます。
(これは急成長しているプログラミングスクールの共通点かもしれませんが…)
プログラミングは英語と同じ「言語」ではありますが、論理的に理解できないとダメです。
ニュアンスで伝われば良い英語とは違い、”何故”を説明できないといけないと思っています。
それを「そういうもんだから」と答えだけ教えられたらモヤッとしてしまいます。
侍エンジニア塾月額プラン
侍エンジニア塾は目的に合わせた6つのコースと学習期間により料金が異なります。
常にキャンペーンも行っているので、料金は必ず公式サイトにて確認するようにしましょう。
侍エンジニア塾 講師(メンター)の質と人数
侍エンジニア塾のメンターの質ですが、現役のフリーランスエンジニアが中心となり実際にサービス開発経験がある方が在籍しています。
フロントやバックエンド、サーバーサイドのエンジニアやフルスタックエンジニアも在籍しています。
詳細の人数は未発表のため分かりません。
年齢層は20代〜50代の講師がいますが、メイン層は30代となっています。
実際に体験したK.Eさんのご意見を紹介します。
現場時経験が6年ほどで実際にレッスン中もエンジニアとして働いている方でした。教え方は、感覚的に教えてくるような感じでした。英語とかの言語であれば曖昧なニュアンスで通じることがありますが、プログラミング言語は説明も論理的であればならないと思います。
なのに不明点の解決は、具体的な説明は無く、「そういうものだから」といった感じで答えられ、納得のいかない場面がいくつかありました。
先に進めたから仕方ない。というふうになってしまったことは多かったと思います。これも他の言語がある程度わかっていたから通じたようなものです。
未経験には通用しないだろうなと思いました。
侍エンジニア塾体験者による実際の感想
侍エンジニア塾に実際に通い、現在はプログラミングの会社で働いているK.Eさんへインタビューしてきました。
2月〜8月までの24週間、受講しました。
私は対面で受講しましたが、オンライン受講と対面受講を選べるところが良かったです。
週に1回、カフェスペースのような場所でレッスンを受講しました。また、Slackで不明点の質問はし放題でした。
日々の不明点はSlackで解決し、オリジナルアプリ作成の進め方でわからないところはがっつりと対面でレッスンを受けるという形式が自分は合っていたと思います。それとQ &Aの質問サイトもありました。
私は使用しませんでしたが、噂によるとこのサイトに返信してくれる講師の方は非常にレベルが高いとのことでした。
講師のレベルがお世辞にも高いとはいえないレベルでした。
正直、質問をSlackでするのですが、色々やり取りをしてもわからず、結局、対面でのレッスンで解決するしかありませんでした。
対面のレッスンが終わって1日、2日後にまた新しく不明点が出てくることが多かったのですが、その問題を解決するのが次のレッスンになるということは最初の頃はよくありました。
私自身、プログラミングは初心者ではないので、ある程度は自力で解決できるのですが、これが初心者だったら絶対に進まないな。ということは強く感じました。
テックエキスパート、テックキャンプ、DIVE INTO CODE、プログラマカレッジと悩みました。
決め手はマンツーマンのレッスンです。
毎回同じ講師についてもらうことで自分の成長具合がわかると思ったからです。
ネット上ではあまり良い噂はありませんでしたが、新しい言語を学んで、オリジナルアプリを作るという目標にに最短でたどり着けそうだと思いました。
金額は比較はしましたが、プログラミングスクールを決める材料にはなりませんでした。
なによりもマンツーマンレッスンでオリジナルアプリを作るということが決定材料でした。
教材については講師からは指定はありませんでした。
まず、ドットインストールとProgateで基本的なところを学んだ後、自分で参考書を買いました。
1冊では分からなかったので2冊購入し、それを講師の人にお伝えしました。
そしたら講師も同じ教材を買っていました。
これで分からないことはすぐに聞くことができる環境が揃いました。
授業内容は購入した参考書に従って進めていく形式です。
基本自習で、不明点があったらSlackで連絡、もしくはレッスンで確認という形です。
1冊ずつ本通りに進めていくとアプリが出来上がるものだったので、それを終わらせました。
2冊終えるとかなり出来るようになります。
それからは自分の作りたかったオリジナルアプリの作成に移りました。
私も1人の講師しか知らないので、なんとも言えませんが、私の担講師の場合プログラミングの経験者にはお勧めできますが、未経験者にはお勧めできません。
思ったことは講師を自分で選べる制度なら良いのにと思いました。
他人に勝手に選ばれた講師だと納得しないで次に進んでしまったときに不信感しか残らないからです。
就職のサポートはありませんでした。
もしかしたらあったのかもしれませんが…
また、どのプログラミングスクールも同じですが業界として誇大広告だと思います。
業界的に人手不足なので、あと数年は未経験者の方でもスクールに通い転職することは可能だと思います。
相性もあると思いますので、無料体験やでスクールの雰囲気を確認して後悔のないようにしてほしいと思います。
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